EPSON PS-600で効率の良い有酸素運動を!
手元で心拍などが確認出来る活動量計
EPSONから今年の春に発売されたばかりの活動量計 PS-600B を使ってみたのでレビューしたいと思います。
[エプソン パルセンス]EPSON PULSENSE 腕時計 脈拍計測機能付活動量計 PS-600B
- 出版社/メーカー: EPSON(エプソン)
- 発売日: 2016/03/04
- メディア: 時計
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このPS-600Bは脈拍計測機能がついており、常に自分の心拍数を管理出来るという優れもの。
歩数計機能もあり消費カロリーなども把握できます。
全てはダイエットを成功させたいという動機から
有酸素運動を取り入れることで脂肪を燃焼させてダイエットをするという選択肢を選んだ私は、ネットで色々調べました。
なんでも心拍数をしっかりと管理しなければ、効率的な有酸素運動は行えないとの事。
私の場合、安静時の心拍数は平均で70~74、脂肪燃焼させるための心拍数は112~145、有酸素運動は146~156、無酸素運動は157~167でした。
つまり、この脂肪燃焼に適した心拍数の範囲内で運動に集中すると、効率的に脂肪を燃焼させられる訳ですね。
この心拍数の範囲は人それぞれで、年齢・身長・体重によって変わります。
自分の体のデータを時計、またはスマホに入力して計測を開始すると、いつの間にか時計側で勝手に設定してくれています。
そして本題。
脂肪燃焼させるための心拍が114~140なので、この心拍数の範囲内で軽い運動をすると、効率的に脂肪を燃焼させる事が出来るのです。
ここで欲しくなるのが体の状況がひと目で分かる活動量計と言われる計測機器。
活動量計と言っても、胸ポケットなどに単体で入れて加速度センサー等で体の動きを判別して消費カロリーを計算してくれるものや、それらの機能を時計に組み込んだスマートウォッチ など、現在では色々なタイプのものが販売されています。
ここではスマートウォッチに焦点を合わせて紹介させて頂きます。
最近出回っているスマートウォッチの中で代表的なものと言えばAppleのAppleWatchが有名ですが、
①如何せん値段が高い
②電池の持ちは1日程度
③高価なりに傷を付けてしまった時に立ち直れなさそう......
などの諸々を飲み込めずに却下しました。
ただ、お値段なりにApple Wachのほうが時計機能+αの面では当然優れていますが、スマートウォッチを選択するという上で忘れてはいけないのが、その時計を購入する目的意識をはっきりさせることだと思うのです。これは何も時計に限った事ではないのですが.....。
メールやツイッターも確認したいし、iphoneと同期もさせたいし、心拍数も管理したいし、iphoneを手元の時計でリモート操作で.......など、いわゆる「全部載せ」がお好みの人なら迷わずAppleWatchという選択になりるのでしょうけど、私の場合はあくまでも「ダイエットの為に心拍数管理をしたい」という目的に絞られていたので、「何も高いお金を出してAppleWatchを買う必要は無いでしょ!」という結論に達しました。
PS-600Bとはどんなもの?
この EPSON PS-600B は、主に心拍数を基に消費カロリーや歩数などを計算する活動量の把握と記録に特化したモデルです。
ですので、単純にAppleWatchとの比較は出来ませんのであしからず.....。
液晶部分の ”HR - - -” という部分に心拍が表示されます。
今は腕から外しているのでエラーで - - - となってますが......
腕に装着するとこのように心拍が出ます。
時計の裏側の中心部に緑色のセンサーがあり、このセンサーで心拍を読み取ります。
ということは、常に体に身に着けておかないとデータが飛び飛びで記録されてしまいます。なので活動時は出来るだけ身につけておくようにしています。
気になる電池の持ちですが、スマートウォッチ同様にスマホと連携させるためにBluetoothで時計⇔スマホ間でデータのやり取りを行うのと、心拍を常に測り続けているので、それなりに電池消費は多いようです。
メーカー仕様では、
●活動量計モード 省電力オン時で約7日間
省電力オフ時で約5日間
●ワークアウトモード 60時間
●時計モード 省電力オン時18日間
省電力オフ時8日間
となっています。
PS-600Bはあくまでも活動量計であってスマートウォッチでは無いのかも知れませんが、この手の時計で普通に使って4~5日持つのであれば及第点では無いでしょうか?。
イメージ的には現行型のガラケー程度の電池持ちだと思って間違いないでしょう。
バッテリーの持ちに関しては、全機種のPS-500から比べると大幅に進化を遂げたそうです(前機種は使用した事が無いので、勿論評価は割愛します)。
充電はPCのUSBポート、または家庭用コンセントからの給電が可能で、専用のクレードル(充電台)も同梱してあります。
(注:但しUSBコンセントは同梱されていないので、スマホの充電用アダプターを兼用するなど対処が必要です。どちらも無い場合は、下記のACアダプターをご一緒にどうぞ)。
[エプソン リスタブルジーピーエス]EPSON Wristable GPS ACアダプタ SFAC01
- 出版社/メーカー: EPSON(エプソン)
- 発売日: 2013/11/15
- メディア: 時計
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充電時はこんな感じです。
充電時間は約3時間。
腕から外して充電している間は記録が途切れてしまうので、充電するタイミングが非常に難しいんですよ。
だったらスマホ同様睡眠時にやればいいじゃん....と思うのですが、このPS-600Bは睡眠時の心拍のデータも安静時脈拍数として常に計測しているため、安易に外すと睡眠時のデータが取得出来なくなります。
その睡眠時のデータに関しては、眠りの「深い」「浅い」を分単位でも計測出来るので、自分の睡眠スタイルの分析を行うことにも役立ちます。
更に眠りが浅いところを見計らって目覚ましアラームを鳴らしてくれる(音は鳴らずにバイブのみ)ので、朝弱い方も何かと重宝するかと。
私は、PCでデスクワークをするときなどに充電するようにしています。
アスリート必見!ワークアウトモード
このPS-600Bを所有している人の一番の目的は、心拍を測定して効率のよいワークアウトをしたいという方が9割以上でしょう。
あらかじめ運動目標(ワークアウト時間、消費カロリー)を設定しておけば、ワークアウト後の達成状況も確認出来ます。
上記画像の太字がその日の実績、( )内は達成率。
以外とこれが日々のモチベーションを維持してくれます.....笑。
先日まで毎晩ウォーキング+ジョギングをしてましたが、膝が怪しくなってきたため、最近は膝への負担を軽くするためにロードバイクに切り替えました。
過去記事です。
天候が悪くてロードバイクが出来なかった時など、ワークアウトデータにポッカリ穴が空いてしまうので、結構反省したりしてます......泣。
そんな日は室内で筋トレに変更するとか、少しでも毎日の軽い運動を欠かさないように小さな努力をしとります、はい!。
また、この活動量計の一番のメリットは心拍数の管理なのですが、自分の体のデータに見合った脂肪燃焼時の心拍のデータの取得が終わると、そこから先はこの時計が心拍を一元管理してくれるようになります。
ワークアウト開始後、脂肪燃焼に必要な心拍まで上がった時にバイブで知らせてくれます。
心拍数のお知らせ機能は
① 心拍が目標に達成したとき
② 心拍が指定した範囲から逸脱したとき
③ ①と②の両方
で設定出来てとても便利です。
PS-600Bはスマートウォッチなの??
そもそもこのEPSONのPS-600Bはスマートウォッチなの?という疑問が浮上してきます。
スマートウォッチ自体の定義も私の中で完全には理解していないのですが、あくまでもこれは活動量計という名のウォッチであって、スマートウォッチの部類には入らないのでしょう(自己分析です)。
「スマホとBluetooth接続で連携出来るものをまとめてスマートウォッチという定義でいいのでは........?」となると、このPS-600はスマートウォッチになるのでしょうけど、私はよく分かりません。分かる方が居たら是非教えて下さい!。
では、PS-600のちょっとした機能をご紹介。
まず、着信を知らせてくれます。
まぁ、この辺はAppleWatchあたりの超得意分野でしょうが、PS-600Bだって出来ます。
いや、これ、意外と便利です。
先日、市役所に用事があって出かけた時のこと。
公共の場に入るということで入り口でiphoneをマナーモードに。そしてそのままバッグの中に入れました。
すると数分後、PS-600Bが突然バイブ鼓動。
「あれ、階段を上がって心拍数でも上がったかな?よし!脂肪燃焼のチャンス!!」
と思って時計を見ると、電話のマークが付いてました。
「これはもしや?」
とiphoneを取り出すと着信が入っているではないですか!しかも大事な電話。
「要らないな.....」と思っていた機能が思いのほか役に立った瞬間は、ホントに「買ってよかった」と所有感に浸れること間違い有りません。
そして、気になるスマホアプリとの連携ですが、常時Bluetoothで情報の更新を行っており、スマホ側でもリアルタイムで心拍数も表示(4秒で1回更新)されます。
これって、例えば筋トレやエアロバイクなどのワークアウト時に、パートナーにスマホを持って貰って画面を見ながら心拍数が上がった下がったなどを教えて貰いながらアドバイスしてもらったりする.......なんて使いかたも出来ますよね?(勿論、離れすぎると接続が切れます。Bluetoothですので.....)。
因みにスマホとの連携はEPSONの専用公式アプリ ”PULSENCE” にて行います。
また、WindowsPCにも連携出来ます。
PCとUSB接続された充電用クレードルにPS-600Bを装着すると、勝手にアプリ(ブラウザ)が立ち上がってPCへのデータ転送を行います。但し、この時はiphone等のスマホとPS-600間の通信を切断する必要があります。
PC上のほうがより細かいデータの分析を行えるため、今までのワークアウトの結果や今後のトレーニングの方向性などを検討する際には大いに役立つと思います。
スマホ・PCとの連携に関しては、また次回にUPしたいと思います。
EPSON PS-600Bの動画はこちらです。
まとめ
ダイエットして体重を減らしたいからとて、むやみやたらに歩いて走っても、自分の心拍を管理しなければ効率的なダイエットは出来ません。
私も最初はそうでしたが、色々と調べていくうちに脂肪燃焼と心拍の関係を知ることが出来て、最終的にこのPS-600Bに辿り着きました。
目で見て気軽に自分の体の状況が分かるので、ワークアウトのみならずちょっと体を動かした時など、ついつい心拍を意識して時計を見てしまったりしてますので、ライフスタイルもおのずと変わってきます。
エレベーター、エスカレーターは使わずに階段で行く!とか、近所のポストに郵便を出しにっていう時もクルマを使わずに自転車で行ったりとか、とにかく体を動かして心拍を上げる事が最優先事項になって来ています。
約¥20.000-ちょっとの出費ですが、このような使い勝手を考えている人は決して損ではないと思います。
amazonでのレビューを見ても高評価ばかりですのでオススメです。
皆さんも心拍を管理して、健康のため、効率的なワークアウトの為に買ってみてはいかがでしょうか?。
[エプソン パルセンス]EPSON PULSENSE 腕時計 脈拍計測機能付活動量計 PS-600B
- 出版社/メーカー: EPSON(エプソン)
- 発売日: 2016/03/04
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[エプソン パルセンス]EPSON PULSENSE 腕時計 脈拍計測機能付活動量計 PS-600C
- 出版社/メーカー: EPSON(エプソン)
- 発売日: 2016/03/04
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