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41歳でドラムを始めた勘違いオヤジの日記です。気が向けばアフィリエイト向けの記事も書きます。

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友人とクルマ

久々の再会

昨日の日曜日、久々に旧友が家に遊びに来ました。

 

彼とは高校時代からの同級生で、付き合いは26年になります。

友達の少ない自分(.......涙)にとっては大事な親友なのです。

 

高校卒業後、自動車メーカーに就職した彼は、かれこれ26年間職場を変えずにその職場で働き続けていましたが、昨年その関連するグループ会社に出向。

 しかしながら、転職が当たり前のこの世の中、高卒から今に至るまで一度も他の会社に浮気せずにずっとその会社に留まり続けたというのは並大抵の苦労では無かったでしょう。

 

まぁ、その辺の事はこれだけの長い付き合いですから、私も重々承知しています。

 

高校時代

その友人との出会いは地元の工業高校へ入学した26年前に遡ります。

お互いにクルマ好きだった我々はすぐに意気投合し、昼休みには必ずクルマの雑誌を眺めて将来自分たちが乗るマシンの品定めとチューニングのプランニングをするのが定番でした。

 放課後は私は部活、友人は帰宅部でしたのでそれぞれの過ごし方は変わりますが、私は部活終了後自宅に帰り夕食を済ませた後、また友人の家に遊びに行く、または友人が家に遊びに来る......という日々。

 

当時はネットも未だ普及しておらず、私はパソコンすら持ってませんでしたので、我々の情報の収集源は本かクルマ関連のビデオ。”VIDEO OPTION”という走り屋さん御用達のビデオと講談社から発売されている”Best Motoring”というクルマビデオがあって、毎月1回発売されるそれらのビデオを次の発売日までほぼ毎日見続けるという生活。

どれだけクルマバカだったのでしょう。

そんな生活が卒業までの3年間続きました。

 

友人のお陰で、免許を取得する前からクルマの知識は容赦なくつき、その知識はチューニングの極意から運転時術に至るまでのもの。

おかしいですよね、免許もなくてクルマも運転したこともないのに、クルマやチューニングパーツの知識からドライビング技術に至るまでの勉強?を高校生の頃から座学で行っていたようなものですから.....。

 

唯一の問題はその帰宅時。深夜12時過ぎに高校生が自転車で徘徊していると、パトロールしている警察のご厄介になること。幸い我々は、地元警察の警ら隊がどの時間帯にどのルートをパトロールしているかも熟知。お互いの家からの帰路はパトカーが絶対に巡回しない道を選んでお互い慎重にルートを選び帰ります。

3年間補導された事は一度もありませんでした。

 

実社会に出て....

私は地元を離れて仙台へ。

友人は地元の日産ディーラーへの就職が決まります。

彼は結局、去年までの24年間、日産のディーラーで働きました。

凄い事ですよね。

今は日産系列の別の営業所に出向しています。

 

高卒当時は、お互いに離れても、やはりたまの電話やメールでのもっぱらの話題はクルマの話。

しかも、もうお互いにクルマを持ってていますので、お互いの今後のチューニングプランや将来のクルマの見定めなんかもします。

 

私は、それなりの知識はあれど、実際にクルマをいじるだけのスキルは無いに等しかったので、チューニングはほぼその友人かショップにお任せしてました。

 

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彼は180SX乗りでした。生涯2台の180SXを所有し、現在ではR33を所有。

 

私は上の写真のS13シルビアを計2台乗り継ぎ、社会的な体裁も考慮し32歳の時に走り屋を辞め、マシンを降りました。

180SXとシルビアは兄弟車で、お互いのパーツの流用が効くため、友人が買ったパーツを無期限で貸してもらって自分のクルマに付けて貰ったりとメリットも沢山ありました。イマドキの言葉でいうところの「シェア」ってやつですね。

 

チューニングしている事で何かとトラブルの多い走り屋マシンを所有するというのは、結構な時間+労力とお金がかかります。

 

タイヤ4本を新品購入で¥100.000-がすぐに吹っ飛んでしまいます。

 

でも、辞められない。貧乏なのに......。

 

クルマの為に仕事をしていたようなものです。

 

クルマと自分

過去記事です。

 

drummania.hatenablog.com

 

 

drummania.hatenablog.com

 

やがて、シルビアを降りる時が訪れます。

30代。社会的にもあまりに体裁の悪いクルマです。

以前務めていた会社でも役職が付き、社長からも「いつまでもそんな暴走族みたいな真似事をする歳でもないだろ!」と走り屋をバッサリ切られてしまい、泣く泣くマシンを降りることにしました。

 

34歳で結婚した自分。シルビアを降りてからは、無難なファミリーカーC25セレナを新車で購入。

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 その後、すぐに子供が生まれたので、ほぼ予定通りという形でセレナさんは大活躍。

「バンザイ!! ミニバンJAPAN!!」 でしたね(意味不明)。

 

9年前、このセレナを新車で買った理由は、その友人のディーラーから一度もクルマを購入して無かった事がずっと気になっており、友人の顔を立てるつもりでちょっと無理をして新車で購入。子供が大きくなってきて、借金を払い終わった7年後には手放しました。

 

いい車でしたよ~!!。

 

昨日の友人との話

彼は未だ現役でR33でストリートを走ってます。

私は現在、おっさんセダンと商売用の軽バスの2台。

 

昨日、彼に「また一緒に走ろうよ!!」と誘われました。

かと言って、若いころの様に、公道で無茶な走りをするつもりはありません。

サーキット走行を重点的に考えてます。

若い頃は多少の違法改造もしていましたが、現在はディーラーが陸運局の監視下のもと違法改造車に対しての取締まりを厳しくしてますので、うかつに違法改造でもすると全ての整備を断られてしまいます。勿論、車検も取れません。時代は変わりました。

 

ただ我々は、「普通の走り方で気持よくドライブ出来て、歳相応に走っていて楽しいな~と思えるようなクルマを作りたいね。時にはサーキットで.....」という意見で一致しました。

 

お互い若くもないので、その辺のお兄ちゃんと一緒につるんで走っていて、警察なんぞのごやっかいになるようでは、先が見えてますので。

 

「歳相応にクルマを楽しめればいいんじゃない!」。

 

まとめ

しか~し!、私は今、乗ってて楽しいと思われるクルマを所有しておりません。

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どちらも自分が拘るFRですが、フーガはオートマ、クリッパーはマニュアルですが、まさかこの軽バスで走り屋さんは名乗れません.....笑。

しかも、クリッパーは商売用名義ですのであまり勝手な事は出来ません。

 

いま、10万円くらいの予算で安いFR+マニュアルのクルマを探しています。

 

あまりお金を掛けずに、そこそこクルマをいうものを楽しめれば良いのかなと。

 

30代で一度降りた走り屋の世界ですが、あの貧乏時代のほうが、今よりも明らかにクルマと向き合って、クルマを大事に扱っていました。

最近では、クルマを移動の為の道具でしか見れなくなりつつあります。いや、一般の人の考え方だと、「クルマは単なる移動の為のクルマ」なのですが、ここで言う私たちクルマ好きのものとしては、「クルマは男のロマン」という事にしておいて下さい!!。

 

2万で後輩から買ったS13に200万のローンを組んでチューニングした大馬鹿者でございますので、死ぬまでクルマと付き合って行きたいと思ってます。

 

このブログの読者さんの中には、クルマ好きの方が意外と沢山居らっしゃったので、気持ちを分かってくれる方が一人でも居てくれたら嬉しく思います。

 

ホント、クルマバカですみません。

 

因みに、ドラムも愛してますからね.....。